Kisplyx(レンバチニブ) 欧州で進行性腎細胞がんに関する適応の承認を取得




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また、医薬品を適正に使用するために医師・薬剤師の指示は必ず守ってください

以上の注意を守らずに使用して、健康に被害が発生した場合は、当ブログは一切責任を負えません。その際、治療が必要となった場合でも使用者の責任となりますので、使用方法には十分にご注意ください。

 

同じ成分のお薬で、レンビマカプセルというのが日本・米国・欧州等で発売されているんですが、レンビマは甲状腺がんに対する希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)の指定を受けているお薬です。

レンビマカプセルというお薬の名前、薬剤師なのに知りませんでした!ちょっと発音しにくいです。

 

1つの成分なのに2種類の名前があるってなんだか不思議ですね。

エーザイの資料にその理由が書いてありました。

オーファンドラッグと通常の医薬品は別名称で販売することを義務付けられているので

オーファンドラッグとしてはレンビマという名前

通常医薬(の進行性腎細胞がん)だとKisplyxという名前になるそうです。

今後、日本でもKisplyxが発売されるようになって成分名で処方が来たらどうするんだろう・・・?

 

まぁ、患者さんに聞くしかないか(成分名で処方は来ないと思うけど)。

 

エーザイの資料

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薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから14年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして4歳と2歳の父でもあります。