【AG発売予定】メイアクトMS錠100mgのオーソライズドジェネリック(AG)が発売になった!




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メイアクトMS錠100mgのオーソライズドジェネリック(AG)が発売に!

メイアクトMS錠のAGが登場します!」そんなお知らせを卸MSさんからもらいました。

調べてみるとMeiji Seikaウェブサイトの2017年6月・7月発売予定品に載っており「発売準備中」になっています。

→その後発売になりました

Meiji Seikaファルマって先発品のメイアクトMS錠を販売してなかったっけ???

Meiji Seikaファルマのサイトに載っているけど、既に先発品のメイアクトMSを出しているから
同じお薬を1社で先発・後発は販売できないルールのはずなんだけどな・・・。

だ・か・ら こそ

  • 第一三共:第一三共エスファ(クラビット)
  • 杏林製薬:キョーリンリメディオ(キプレス)
  • 大塚製薬:大塚製薬工場(ムコスタ)
  • 武田薬品工業:あすか製薬(ブロプレス等)

のように多くの場合、子会社やグループ会社を使うんですよね。
6月収載予定のミカルディスのAGは第一三共エスファが販売権を購入しての販売になります。

・・・と思ってお薬の販売名(屋号)を見てみると名称はセフジトレンピボキシル錠100mg「OK

謎の屋号「OK」・・・ってかどこ?

やっぱり謎の「OK」という屋号。

Meiji Seikaファルマのジェネリックといえば「明治」か「MEEK」の屋号の事が多いです。
(「明治」はMeiji Seikaファルマ単独、「MEEK」は小林化工が製造販売、Meiji Seikaファルマが販売の時に使っているようです)

OKってどこの屋号???って添付文書を見てみると・・・

  • 販売元はMeiji Seikaファルマ株式会社
  • 製造販売元は大蔵製薬株式会社(調べるとMeiji Seikaファルマが100%の株式を持つ子会社だそうです)

今回も先発品の関連会社から発売になるようです。

個人的には先日紹介したムコスタ錠のジェネリック(AG)同様に今更感はあります
ムコスタAGよりも使ってみたい感じがしています。

近所の耳鼻科の処方箋がメイアクトMS錠(これだけ変更不可)で来るので
卸さんやメーカーさんに動いてもらって、そこの処方をAG(変更不可)に切り替えちゃうのも
わずかながら後発率上昇になるからアリなんじゃないか???って考えています。

【今更?】ムコスタ錠100mgのオーソライズドジェネリック(AG)のレバミピド錠100mg「オーツカ」が6月16日に発売!

2017.05.30

販売包装は100錠と500錠(どちらもPTP)なので先発品と同じで
今回、細粒のAG発売はありません

→2017年12月に錠剤と同じ大蔵製薬からメイアクトMS小児用細粒のAG
(セフジトレンピボキシル細粒10%「OK」)が収載予定です。

メイアクトのバイオアベイラビリティは14%?16%?
それでもよく処方されますね・・・

シートの色は若干違う

やくちち
今更?とか言いつつ採用しちゃうんですよね〜

メーカーの製剤写真は思ったよりもPTPのデザインに差がないように見えますが・・・

比べてみると、シートの形は同じものの、先発のメイアクトよりも色が薄いですね〜
(↓実際に薬局で撮影)

先発品と箱の大きさが同じなので、
在庫場所に困っているうちの薬局は非常に助かっています。

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薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから14年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして4歳と2歳の父でもあります。