祐徳薬品は地味だけど結構好き




当ブログで味見に使用している医薬品はメーカーからの製剤見本や自身に処方された又は購入した医薬品を使用しています。

また、医薬品を適正に使用するために医師・薬剤師の指示は必ず守ってください

以上の注意を守らずに使用して、健康に被害が発生した場合は、当ブログは一切責任を負えません。その際、治療が必要となった場合でも使用者の責任となりますので、使用方法には十分にご注意ください。

 

今日は祐徳薬品工業を推してみます

祐徳薬品は佐賀県にある会社で主力製品はモーラステープ・パップ等、貼り薬に特化しています。
(内服も2種類のみ販売あり)
OTCで言えば「カットバン」という絆創膏で有名です

そんな祐徳薬品は先発品だけでなく後発品も作っているのです

ロキソニンテープのジェネリックのロキソプロフェンNaテープ50mg・100mg「ユートク」です。
うちの薬局も採用になっているこの一品。

ロキソプロフェンNaテープ(後発品)のシェアでは2位

ロキソプロフェンテープ(後発)のシェアでは首位が科研製薬2位がこの祐徳薬品らしいです(祐徳MRさん情報)
MRの数が桁違いなので科研には勝てないけど、MRの人数当たりの売上ではうちが勝ってますよ~って笑っていました。


科研を希望する方がいるので、科研のロキソプロフェンNaテープも採用になっています。

地味なんだけど開け口が好き

何故?祐徳のロキソプロフェンNaテープを推すのか?っていうと、開け口が好きなんです

その名も「なみなみカット」

2016年に採用されたなみなみカットですが
実際に製剤見本を開けてみるとこんな感じで切り口が波型になります

なみなみカットのポイントは湿布を取り出す時に指をかけやすいんです。

湿布を使うことが多い高齢者にとって開けやすい包装は患者さん思いだと思います。

こういう心遣いが商品の差になると思う。

しかしこれだけは許せない

モーラステープを筆頭に祐徳薬品と久光製薬でデザインの違う湿布の併売

散々言ってきているけど、これだけはやめてほしい。

祐徳のモーラステープ20mg

久光のモーラステープ20mg

勿論、モーラステープL40mg、モーラスパップ、パップXRも全部デザインが違います。
これ、患者さんが混乱するので本当に統一してほしい。

やくちち
デザイン違いはメーカー同士の関係とか色々とあるようです

ロキソプロフェンNaテープも祐徳と久光の併売でした

ロキソプロフェンNaテープ「ユートク」も祐徳・久光両社の併売でデザインが違うという残念な商品だったんでが
久光が販売していたロキソプロフェンNaテープ「ユートク」は販売中止になり
ロキソプロフェンNaテープ「久光」を販売します

販売中止のロキソプロフェンNaテープ「ユートク」

新発売のロキソプロフェンNaテープ「久光」

これ・・・袋のデザイン変えただけじゃない???

湿布薬の後発品を選ぶときは使用感とか特に気になりますね。
祐徳はモーラスも扱っているからその辺も安心かな?と思って採用しています。

祐徳と久光の製剤見本を頂いたので比較してみました↓

ロキソプロフェンNaテープ「久光」と「ユートク」に違いはあるのか?

2017.04.28

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薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから14年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして4歳と2歳の父でもあります。