薬剤師のための災害対策マニュアルを読んでみよう




当ブログで味見に使用している医薬品はメーカーからの製剤見本や自身に処方された又は購入した医薬品を使用しています。

また、医薬品を適正に使用するために医師・薬剤師の指示は必ず守ってください

以上の注意を守らずに使用して、健康に被害が発生した場合は、当ブログは一切責任を負えません。その際、治療が必要となった場合でも使用者の責任となりますので、使用方法には十分にご注意ください。

 

2016年10月21日 鳥取県で中部で大きな地震が発生しました。

日本薬剤会が作成した「薬剤師のための災害対策マニュアルというものがあります。

被害のなかった地域に住んでいる薬剤師さんは一度、印刷して目を通すことをおすすめします。

平時からの準備を忘れずに!見られない場合はコチラ

下の方には大分県薬剤師会が作成した「災害時の薬剤師必携マニュアル」 というものも載せてあります。

 

薬剤師のための災害対策マニュアルは1~6章と参考資料に分かれています。

病院薬剤師さんなら1章、調剤薬局なら2章を中心に参考資料も見ると良いでしょう。

1章:医療機関の薬剤部門

2章:薬局

 1 ただちに取り組むこと

1.1 災害時連絡先一覧表の作成など

1.2ライフラインの確保

1.3医薬品などの確保

1.4防災用品の確保

 2 災害発生時の対応 自らの薬局が被災した場合

2.1患者の避難誘導

2.2安否の確認

2.3薬局(店舗)の状況確認

2.4業務継続の判断など

2.5近隣医療機関への連絡・連携

2.6取引医薬品卸への連絡

2.7保健所等自治体へ報告

2.8地域薬剤師会への連絡

2.9都道府県薬剤師会への連絡

2.10支援薬剤師の受け入れの準備

2.11薬局業務を継続しながらの被災地における支援活動

 3 災害発生時の対応 救援活動を行う場合

3.1出発前の留意事項

3.2出発前の準備

 4 平時の準備・防災対策

4.1構造設備の耐震化

4.2関係機関との協議

4.3定期的な研修・教育

4.4日常業務

4.5防災訓練などの実施

4.6学校薬剤師としての対応
3章:地域薬剤師会(支部薬剤師会)

4章:都道府県薬剤師会・都道府県病院薬剤師会

5章:日本薬剤師会

6章:災害時の薬剤師の救援活動

参考資料

参考資料には「備えるべき防災用品等リスト」「災害時携行用医薬品リスト(亜急性期)」など役に立つ情報が載っています。
当薬局も2章と参考資料を印刷していつでも見られるようにしてあります。

 

その他にも大分県薬剤師会が作成した災害時の薬剤師必携マニュアルも量は多いですが役立ちそうです。

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ABOUTこの記事をかいた人

薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから14年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして4歳と2歳の父でもあります。